こんな悩みはありませんか。
※こんな悩みがありましたら、気軽にお問い合わせください。教員歴30年以上の経験をもとにご相談にのります。
「家では全く勉強しないのですが、どうしたら進んで学習するようになるでしょうか?」と言う声をよく耳にします。自ら学習をするようになるには、どうしたらよいのでしょうか。
家庭で勉強しないお子さんには、次のような傾向が見られます。
・勉強が分からない。
・勉強より楽しいものがある。
・家庭で勉強する意義が分からない。
・勉強しても楽しくない。
どれも、勉強の楽しさを知らないことが大きな原因となっています。
勉強が楽しいと感じるときはどんなときでしょうか。
私は、勉強が分かったと実感できたときだと考えます。
その時に、褒められるともっと意欲が湧いてくるでしょう。
つまり、
①分かったという実感をもたせられるような学習の仕方の工夫をすることが大事です。きっちょむ寺子屋塾では、
・問題解決の理解→定着→確認という手順を踏んで、学習を進めています。その中で、分からないところが出てきたら、それを徹底的に分かるように支援していきます。この一連の流れの中で理解の定着を図っています。
また、クイズやゲーム的な学習を取り入れて、子どもたちの興味・関心を引くような教材を準備しています。
ご家庭でも、家庭学習をさせる際に、分かる楽しさを十分に味わえるような工夫をしてもらえたらと思います。
たとえば、学習内容をクイズ化してみるとか。ゲーム化してみるとか。親子で一緒に楽しみながら学習ができたら、お子さんは次もやりたくなるでしょう。
ただし、勉強は、楽しいものばかりではありません。楽しくはないけれどやらなければならないものもたくさんあります。そのような学習の定着を図るためは、繰り返しの練習が必要になります。これが子どもにとっては、苦痛になるのですが、そのやる気を引き出すのが、次に述べる、「褒める」ことだと思います。たくさん褒めながら子どもたちに分かる楽しさを十分に味わわせて欲しいと考えています。
②しかるより褒めて伸ばすことが大事です。
お子さんの学習態度や意欲の欠如などを見ていると、つい、しかってしまうことはありませんか。
「怒られて人は伸びる」という人もいますが、本当にそうでしょうか。
私(塾長)も子どもの頃は、親に怒られたら、落ち込み、やる気をなくしました。怒られながら「やりなさい。」と言われたら、意地でもやらない時期もありました。
今のお子さんも一緒です。誰でも、褒められればうれしいし、やる気も出ます。褒めるよりしかる方が簡単なのですが、褒めるところを一生懸命見付けて大げさに褒めることが大事だと思います。
私も、教員の頃小さなことでも大げさに褒めてきた経験がありますが、褒められたときの子どもたちの笑顔は、今でも忘れません。